乳幼児健診
生後間もない赤ちゃんの健康保持及び増進を図ることを目的とし、発育・栄養状態の確認、先天的な病気の有無・早期発見、予防接種の時期や種類の確認など、必要な項目を定期的にチェックします。
乳幼児健診
生後間もない赤ちゃんの健康保持及び増進を図ることを目的とし、発育・栄養状態の確認、先天的な病気の有無・早期発見、予防接種の時期や種類の確認など、必要な項目を定期的にチェックします。
乳幼児健診(乳児健診)は、赤ちゃんの身長、体重、胸囲、頭囲を測定し、成長曲線と照らし合わせながら、成長度合いを確認します。身体的な健診に限らず、粗大運動・微細運動・精神面を含めた発達、疾患の有無に関しても確認します。
母乳・ミルクのあげ方や量、おへその乾き具合、黄疸が消えているか、先天性股関節脱臼があるかどうか、心臓に雑音がないか、モロー反射やバビンスキー反射などの原始反射はどうかなどを診ています。
ビタミンKの不足による赤ちゃんの頭蓋内出血予防のため、ビタミンK2シロップを飲ませます。育児についての不安があれば気軽にご相談下さい。
首のすわり具合、音への反応、肌の状態、先天性の病気がないかなどのチェックをします。「あやすと笑うか」「音に反応するか」「目でものを追うか」などが、発達具合を測る指標になります。離乳食開始についてもご説明致します。脂漏性湿疹や乾燥肌などについて気になる方はご相談下さい。
寝返りやお座りができるか、背後で音がすると振り向くか、あおむけで顔にハンカチをかけると取るか、乳歯が生え始めたか、離乳食の状況はどうかなどを確認致します。また、おもちゃへの関心、人見知りがあるかなど、精神的な発達についても確認します。
つかまり立ち、ハイハイなどの運動機能の発達、歯の生え具合、喃語(ダダ、ババなどの言葉)の状態、離乳食の様子などを診ます。また、体が倒れそうになった時に手を伸ばして体を支えようとする「パラシュート反射」の確認や、予防接種の進み具合なども確認します。視覚(白色瞳孔)や聴覚などの病気が見つかることがあります。
大泉門が閉じているか、ひとり歩きができるか、小さい物をつかめるか、物の名前がわかるか、指さしができるか、名前を呼ばれると振り向くか、簡単な「ママ、パパ」などの言葉が言えるかなどの確認を行います。
またこの時期に、保健所で歯の本数や生え方、虫歯がないかのチェックが行われ、歯の磨き方の指導があります。
視力や聴力のテスト、お医者さんによる問診、生活習慣の確認、言語・精神・運動発達の確認、社会性の発達確認、歯の検査や尿検査などが行われます。例えば、名前と年齢が言えるか、積み木が指定の数まで積めるか、小さい物を指先でつまめるかなどを確認します。
お子様の発育・発達の状態、身体的異常の有無などについて保護者様と一緒に考え、子育てを応援させていただきます。育児についてのご相談もお受け致します。
身長・体重、運動発達、表情、言葉など、お子様のことで気になることがございましたら、月齢・年齢に関係無く、お気軽にご受診下さい。
お子様は大人と違い、成長や発達が著しく、健診の時にやや疑問の感じられたお子様も、1ヵ月後には見違えるような成長を遂げることがよくあります。
乳幼児健診は、診断をつけることだけが大きな目的ではなく、お父様・お母様など保護者の方と一緒に子育てをするつもりで、お子様が健康的に成長するよう、お手伝いすることが究極の目標です。
当院では、お子様の健全な発育と育児支援を目的に「乳幼児健診」を行っております。
6~7ヵ月健診、9~10ヵ月健診は、区から配布される受診票を使って受けていただけます。(品川区では4ヵ月児健診の時に受診票が配布されます。)
対象時期 6ヵ月から8ヵ月前日まで
対象時期 9ヵ月から11ヵ月前日まで
※品川区の「4ヵ月児健診」「1歳6ヵ月児健診」「3歳児健診」は品川・大井・荏原の各保健センターで実施されています。
品川保健センター | 電話:03-3474-2225 | FAX:03-3474-2034 |
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大井保健センター | 電話:03-3772-2666 | FAX:03-3772-2570 |
荏原保健センター | 電話:03-3788-7013 | FAX:03-3788-7900 |
平日14:30~15:30に実施しています。
※ すべて予約制ですので、Webもしくはお電話で予約して下さい。
※ 上記時間以外でも診察可能な時間がありますので、都合のつかない方はお電話でご連絡下さい。
診察が始まると相談したい内容を忘れてしまい、健診後に後悔することも少なくありません。まとめておけば自分でも状況を把握できる上に、健診もスムーズに進み、赤ちゃんの負担も減ります。あらかじめ気になることや相談したいことを、母子手帳に記載しておくのがおすすめです。